春のスポーニング(産卵)の時期の気難しいバス釣り攻略法

バス釣り

皆さんこんにちは。デコリーマンです。

私は北関東の田舎に住んでいるのですが、数日前から夜になると虫の鳴き声が聞こえてきました。(この記事はGWの2週間前に書いています)

間もなく田んぼにも水が入ってくると夜はカエルの大合唱が聞けるようになると思います。

この時期は田植えという一大イベントを控える為、私も休日はなかなか釣りに時間を割くことができずにいます。皆さまは釣りに行けてますでしょうか?

バスもこの時期はスポーニング(産卵)という一大イベントが行われます
その為より一層警戒心が強くなり、釣るのはなかなか難しい時期に突入してきます。

そこで今回は、この時期のバスを釣る為にはどうすれば良いかを生態や習性から紐解いて行きたいと思います。

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プリスポーン

プリスポーンとは、産卵前の状態を言います。
先にオスがシャローに入り、卵を産む場所を探しながらエサを補食します。
メスはその少し沖を回遊しながら、産卵に備えてエネルギーを蓄えていると言われています。

時期的には、早い個体だと2月下旬から3月上旬くらいです。桜の開花宣言前くらいになると本格化してくると私は考えています。

この頃は産卵に備えてエサを食べているので比較的イージーに口を使ってくれます。

積極的にエサを補食しているので、スポーニングエリアになるような場所で大型のミノーやスピナーベイトを使った釣りがオススメです。

1年を通じて1番クオリティの高いバスが釣れる可能性の高い時期です。
ベイトが接岸しているポイントや風の当たっている岸側を探しながらラン&ガンしてみてください。
また、一度スポーニングを意識すると多少水温が下がったとしてもシャローに留まるといわれております。
当日寒くとも、水温が前日までそれなりにあると判断できるようであれば、まずはシャローを攻めてみてください。
体力のある大きなバスほどその傾向が強いので、思わぬビックフィッシュに出会えるかもしれません。

ミッドスポーン

ミッドスポーンとは、産卵中の事をさします。
スポーニングは雨風の影響を受けにくいワンド等で行われます。また、卵が砂に埋もれないように、底が固い場所というのも条件になります。

オスがベッド(産卵場所)を作り、そこにメスを呼び込みます。一般的には大潮の日に行われると言われていますが、大潮以外でも産卵活動を目撃していますので、全てのバスが当てはまるとは考えていません。
いずれにせよ、ペアが成立し産卵活動に入ると補食はしなくなりますので、そっと見守ってあげてください。

大体桜が満開を迎える頃から葉桜に変わる時期を私は目安にしています。

ちなみにバスはオスがベッドを守ります。
孵化して、稚魚がある程度成長するまではベッドの周囲をぐるぐる回り、監視しています。
ブルーギルやコイ、等が近づいてくると、オスは卵や稚魚を守るのですが、補食ではなく追い払うケースがほとんどです。

エビやザリガニがベッドに侵入しようとすると、1度は咥えますが遠くに持っていき吐き出します。

その行動を逆手にとって、ベッドにルアーを放置する、いわゆる「ネスト撃ち」という釣りもあります
これは世間でも賛否両論あり、熱心なバサーは反対派が多い印象ですね。

私もネスト撃ちはしない派です。
卵を守る魚を釣るのはどうか?という意味ではなく、考えて釣ったという観点が薄れてしまうからです。
何も考えずにルアー投げても、ベッドに放置していればそれを咥えてしまうので、必然的に釣れてしまう訳です。私はそれで攻略したとはどうしても思えないので、避けるようにしています。

しかし、見えていなくてもネストを釣ってしまうのは事実です。この時期、もしシャローで釣れてしまった場合、「条例で禁止されていないエリア」であれば、その場に速やかに戻してあげてください。

ポストスポーン

ポストスポーンとは、産卵活動直後をさします。
メスは卵を産んだ直後、オスは稚魚を守った後と時期に少し誤差があります。

どちらも、ポストは一旦スポーニングエリアから離れます。経験上スポーニングエリア近くのディープや、ワンドの入り口、杭等のストラクチャーに身を休めている事が多いです。
よくアフタースポーンと混在しがちですが、異なるのは「ゾーン」です。

ポストの場合、比較的深めに位置しているケースが多く、感覚的にはルアーが見えなくなる水深~ボトムべったりのゾーンです。

スポーニングで体力を使った為に積極的にエサを追わず、また吸い込む力も弱いので、軽いシンカーを使ったテキサスリグやラバージグ、ジグヘッドワッキーでゾーンを意識して釣りをしてみてください。

アフタースポーン

ポストから少し回復してくると、ゾーンを少し上げたり、シャローに戻ってきます
このタイミングから完全に回復するまでを私はアフターと位置付けています。
ポストからやや回復すると、自分の居心地が良い場所付近の中層にサスペンドしたり、アシやオーバーハング等のシャローカバーに着く傾向があります。

大体5月中旬から6月いっぱいくらいがアフタースポーンの個体が多い時期です。
まだまだベイトを追いきれなかったり、吸い込む力も回復しきれていないので、この時期の攻略はスローな釣りに軍配があがります

ノーシンカーリグのフォールや、スモラバ等の1点シェイク、曇天のローライトはポッパーがオススメです。

この時期はバスもエサ選びがかなりセレクティブになります。ゆっくり動く物や、移動距離が少ないルアーを選択してみてください。

ちなみにメスは複数に分けて卵を産む事があります。大型の個体程その傾向が強く、その場合はミッド→ポスト→アフターを繰り返すようです。
一度スポーニングを見かけても、数週間後にまたスポーニングが行われる場合もありますので、春バスは季節の進行が読みづらくなります。

オスは親離れをさせる為に、今まで守っていた稚魚を数匹食べてしまうという風にも言われています。諸説あるようですし、短時間の出来事なので私も、目撃したことが無いのですが…

ここまで、春バスの行動を解説させていただきました。恐らくこの記事がアップされる頃は、ポスト、アフターが大多数を占める時期かと思います。
しかし、上記にもある通りスポーニングは一度でなく複数回行われるので、ミッドがいたりアフターがいたりと混在するタイミングがあるのも事実です。

比較的水の澄んだエリアであれば、バスの姿が目視できると思います。その時は、バスが今どの段階なのかを見るのも面白いので、もし遭遇したら観察してみてください。

また、バスが釣れた場合は「お腹」と「尾ひれ」を見てください
お腹が出ているのは、エサを食べている、もしくは卵を抱えているのでプリスポーンの可能性が高いと判断していいかと思います。

尾ひれの下側に傷がある場合は、ベッドを作った時にできた傷の可能性があります。
この時期のオスバスによく見られるものですので、もしそんなバスが釣れた場合は、ポストやアフターの状態だと考えて釣り方を組み立てていくのもいいかもしれません。

特にポスト、アフターのバスはアシ際や縦ストラクチャーによりタイトにつく傾向があり、キャストやアクションの差で大きく釣果が異なる時期でもあります。
逆に一番上達できる時期でもあり、攻略しがいのあるタイミングです。

是非フィールドに足を運んだ際はこの記事をほんの少しでも結構ですので参考にしていただけますと幸いです。

以上、デコリーマンでした。

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