【初心者必見】キャンプを最大限に楽しむためのノウハウ・道具とおすすめキャンプ場

キャンプの基礎知識

キャンプに出かける楽しみって一体何だと思いますか?自然に包まれること?美味しい野外料理?それとも静寂に包まれる闇の中で燃やす焚き火?

キャンプの楽しみ方は人それぞれです。そんな自分にも、初めてキャンプに出かけた日の感動は、今でも脳裏に焼き付いて、まるで昨日のことのようにありありとまぶたに浮かび上がります。

この記事では、これからキャンプを楽しみたいと思っている方や、キャンプに出かけたいと思ってはいるものの、まだその一歩が踏み出せない、そんな初心者のあなたのために、手軽に楽しめるキャンプのエッセンスをご紹介します。

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1. キャンプの楽しみ方!そのエッセンス

キャンプの楽しみ方は、人それぞれ違っています。自然に包まれた環境に身を置くという「非日常」の生活から感じる感動は、幾通りもあるのが当然です。その中で、キャンプにはまるきっかけとなる、いくつかのエッセンスをご紹介します。

① 「テント泊」とそのノウハウ

「キャンプが好き」という愛好家がほとんど夢中になるのがテント泊。例えば、森の中のキャンプ場なら、朝もやに包まれた明るい林間で目覚める幸せを体中で感じ取ることでしょう。海辺に近い場所なら、潮風と波の音が優しくあなたを包み込んでくれるはず。そんな魅力溢れる空間を作り出してくれるのがテント泊です。

ところで、テントは一人用からファミリー用まで収容人数に伴って、大きさは千差万別。キャンバス地の専用シートで作られたものがほとんどであり、厳冬期を除けばほぼオールシーズン使用可能です。ただし、ホテルやコテージとは異なり、地面の凸凹や外気の影響をもろに受けるのも事実。そのため快適に過ごすには以下の装備が最低限必要です。

  •  断熱マットシュラフ(寝袋)。コット(※注)があれば更に快適。
  • 冬季は石油ストーブなどの暖房器具
  • 雨の侵入を防ぐ防水のフライシート

※注:コットとは、キャンプ時の就寝時に使う簡易ベッドのこと。一般的なキャンプでは地面の冷気で予想以上に体が冷えます。そんな底冷えを防ぎ、地面との距離を取ってくれるので快適に眠ることが出来ます。

 

これ位揃っていれば、すぐにでもキャンプに出かけることは可能です。バードウォッチングに夢中の友人の女性は、一人用テントにシュラフ一つで毎週林間のキャンプ場に出かけています。食料は途中で買ったコンビニのおにぎりと、お湯を沸かすためのガスコンロ一つとドリップコーヒー、そしてマグカップだけ。そんなシンプルなスタイルでもキャンプを十分楽しむ事は出来るのです。

また、キャンプに出かけるというと、あれもこれもと持って行く道具を準備するだけで疲れてしまいます。けれど、実は必要最低限の用意さえあれば、いつでもキャンプを楽しむ事は可能です。

② 焚き火のすすめ

キャンプの一番の楽しみ「焚き火」をあげるキャンパーの、実になんと多いことか。それほど焚き火にはロマンを感じているのも事実。人がこの世に誕生してから、炎のゆらめきにどれほど癒やされてきたのか、そんな記憶を呼び起こすのが焚き火なのかもしれません。

ただし、自然保護や不注意な山火事を防ぐなどの目的から、現在ではほとんどのキャンプ場で「直火」は禁止されています。一部のキャンプ場でのみ直火が許可されており、その数はごくわずかです。

しかし、心配はご無用。現在ではどのキャンプ場でも使用可能な焚き火専用「ファィヤースタンド」が販売されています。この焚き火台があればいつでも焚き火を楽しむ事は可能です。燃料となる薪や着火剤はキャンプ場で購入できますが、心配なら近くのホームセンターで仕入れてくるのも良いでしょう。

③ 「野外料理」とレシピあれこれ

キャンプにおける最も大きな楽しみの一つは、野外で仲間と作る料理の数々。その定番料理はバーベキューカレーライスです。

バーベキューは食材とコンロ、燃料さえあれば、いつでもどこでも調理が可能なのも人気の要因。普段は中々口にしないような分厚いステーキを豪快に網に乗せて焼き上げます。野菜やウィンナー、魚介類を添えれば豪華な食卓が出来上がります。見た目も華やかで、キャンプに出かけた喜びを最大限感じる瞬間です。

バーベキューと人気を2分しているのがカレーライス。ご飯を炊いたり、肉や野菜をカットしたりする手間はかかるものの、出来上がった瞬間の仲間の笑顔が忘れられない絶品料理。飯盒から取り出した熱々の白米に、具がたっぷりのカレーを乗せれば、大人も子供も全員が至福の時間を送れます。

キャンプに慣れてくれば、料理のレパートリーも次第に増えてきますので心配は要りません。パスタピザ、専用器具を使って燻製作りなどに挑戦するのもキャンプの楽しみです。ぜひトライしてみて下さい。

④ キャンプと「野外遊び」

キャンプに出かけた際の楽しみは、テント泊や焚き火、調理以外にも数え切れないほどたくさんあります。例えばアウトドア・アクティビティと呼ばれている「野外遊び」が一例です。もっとも代表的な外遊びがハイキングとバードウォッチング。

 近くの高原を気軽にハイキング

キャンプに出かけたついでに、近くの散策路や高原を気軽にハイキングするのは何よりの楽しみです。デイパックを背中に、飲み物と行動食があれば2.3時間程度の散策を楽しむ事が出来ます。そんな時、携帯用の小型コンロがあれば、見晴らしの良い場所で素敵なコーヒータイムも。高原の澄んだ空気や高山植物を鑑賞しながら歩く楽しみは格別です。

自然を堪能するバードウォッチング

もしも森の中にキャンプに出かけるなら、小型のもので構わないので、双眼鏡をひとつ持参して下さい。ホームセンターでなら1,000円程度から販売しています。そして、ポケットサイズの野鳥図鑑があると、さらに楽しみは倍増します。

鳴き声のする方向に目を凝らして眺めてみると、普段は何気なく見過ごしていた愛らしい野鳥が、周辺の梢や林のあちこちで、小さな声でさえずっているのに気付くはずです。

体の小さな野鳥たちの鳴き声に耳をそばだてていると、頬をやわらかな風が撫でていくのを感じることでしょう。野鳥のさえずりと風に揺れる木々の揺らめきだけが耳に優しく響きます。それはまるで、自然と一体になった不思議な感覚です。

2. キャンプ初心者の心得と注意事項

キャンプを楽しむためには、たとえ初心者といえど最低限守るべきモラルやマナーがあります。また、キャンプは街中と違って、大自然の真っ只中。危険な害虫や思わぬ事故や怪我にもまれに出くわします。そうしたモラルやマナー、思ってもみなかったトラブルを十分踏まえた上で、キャンプに出かけて欲しいと願っています。

① キャンパーとしてのモラルとマナー

キャンプ場の利用ルールを守る

キャンプ場は公共の場です。深夜遅くまで騒いだり、花火を許可なく打ち上げたりする行為は厳に慎みましょう。カラオケをするなどもってのほかです。過度の飲酒は冷静な判断力を失わせ、周りの客とのトラブルを起こしがち。静かな環境で、のんびり過ごしたいと願っている周りのキャンパーに、迷惑になるような行為だけはしてはいけません。

自然に優しい思いやりを忘れない

ごみは必ず所定の場所に捨てて下さい。生ごみと燃えるごみは丁寧に分別し、流し場を汚さないで利用するのがキャンプ場の最低限のルールです。また、直火で焚き火をした後は、燃えかすや炭をきちんと片付けて、後から利用するキャンパーに元の状態で引き渡しましょう。そんな至極簡単なルールを守らない一部のキャンパーがいるため、年々直火が出来るキャンプ場が少なくなってしまったわけです。なんとも悲しい現実です。

② キャンプの危険と万一の対策

キャンプで最も多い怪我が切り傷やけどです。バーベキューのトングに不用意に触れたり、ナイフで誤って指先を切ってしまったり、キャンプには思わぬ怪我が付きもの。最低でも救急絆創膏消毒液包帯などは持参するべきです。

また、怖いのが害虫です。特に夏期に多いのがスズメバチ被害。林の中を散策しているだけで、スズメバチの攻撃を受ける被害が毎年マスコミで報道されています。蜂に刺されたら、原則としてすぐに医療機関を受診して下さい。場合によってはアナフィラキシーショックを起こし、命に関わる危険があります。

さらに、じめじめした湿地には毒蛇マムシが生息しています。不用意に近付くと手足を噛まれかねません。いずれも十分ご注意下さい。

3. キャンプに必須なキャンプ道具と選び方

快適なキャンプライフを楽しむためには、どうしても揃えておきたい道具類があります。ほとんどの場合、キャンプ場でレンタルできるものばかりなので、購入する際はよく考え吟味する必要があります。

① これだけは必要な「基本的道具」

高規格キャンプ場と呼ばれる設備の整ったキャンプ場なら、身体一つを持ち込むだけでキャンプを楽しめますが、コストカットを考えると、最低限次の道具は揃えておくと便利です。

  •  テントマット(雨除けのフライシートもあれば更に良い)
  • タープ(日除けと小雨程度の雨除けになります)
  • ランタン(燃料タイプと電池タイプがあります。火力はホワイトガソリンが一番)
  • テーブルイス(アルミの折り畳みが便利)
  • コンロ(調理用。ガスと燃料タイプの2種類。ガスコンロはコンパクト)
  • クーラーボックス(食材を入れておきます。保冷剤もついでにあると便利)
  • 寝袋(シュラフ。3シーズン用厳冬期用の2種類があります)
  • 焚き火台(ファイヤースタンド。直火はほとんど出来ません)

② あると便利「意外に役に立つグッズ」

キャンプでの経験を積んでいくと、「これがあったら便利だな」と感じるギアがいくつか現れます。なくても他の用具で代用できますが、車の収納スペースがあればぜひ持参したい便利グッズです。

  • ダッチオープン(ご存知万能料理鍋。煮る、蒸す。焼くの全てが可能
  • ヘッドライト(必需品に近い道具。トイレやキャンプ場内のお風呂に出かける際必要)
  • ブルーシート(荷物置きから昼寝用シート、荷物の雨除けまで活用方法は無限)
  • コット折り畳みの簡易ベッド。厳冬期、地面の冷気を完全にシャットアウトします)

4. 初心者におすすめ!快適・安全キャンプ場

初心者の間は、出来るなら設備の整った「高規格キャンプ場」と呼ばれるキャンプ場に出かけることをおすすめします。その理由は、24時間対応してくれるスタッフが常駐してくれていることと、キャンプ場内に温泉施設が併設されていることです。どのテントサイトにも電源が設けられ、ホットカーペットや電熱器が利用可能です。その中から特におすすめの高規格キャンプ場をご紹介します。

① 福島「フォレストパークあだたら」

福島県大玉村の標高600mの山中「ふくしま県民の森」にあるのが「フォレストパークあだたら」です。広大な敷地内には温泉施設やレストラン、売店のあるセンター棟を中心に、テントサイト、オートキャンプサイトと近代的なサニタリー棟、松林の中には2タイプの暖炉付きコテージが幾棟も立っています。

平成30年、オープンから21周年を迎えましたが、笑顔のスタッフと清潔で設備の整ったフォレストパークは、かつて数年間オートキャンプ場「全国人気ランキング第1位」に輝き続けただけのクオリティが、今も尚健在です。

【基本データ】

所在地 福島県安達郡大玉村玉井字長久保68
連絡先 0243-48-2040(9:00~17:00)
料 金 個別サイト(3,240円)
グループサイト(2,700円)
フリーサイト(1,620円)

② 茨城大子広域公園「グリンヴィラ」

フォレストパークと全国第一位を競い合っていたのが茨城県大子町にある「グリンヴィラ」です。正式名称は「大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ」。奥久慈山中の広大な敷地に温水プール施設やテニスコート、サッカー場、多彩なフィールドアスレチックなどを設けた複合施設です。清流「久慈川」を眼下に見下ろす絶景のロケーションと、電源付きのオートキャンプサイトやテントサイト、コテージ棟などフォレストパークに引けを取らない施設の充実ぶり。
近くには名峰「奥久慈男体山」や日本三大名瀑のひとつ「袋田の滝」があります。秘湯奥久慈温泉につかりながら、真っ赤に熟したリンゴを頬張るのも良いでしょう。

【基本データ】

所在地 茨城県久慈郡大子町矢田15-1
連絡先 0295--79--0031
料 金 個別テントサイト(通常期 5,900円 冬期 4,900円)
フリーサイト(通常期 3,600円 冬期 2,600円)

まとめ

いかがでしたか?キャンプ初心者の皆さんが、快適で安全なキャンプライフを始めて頂けるよう、この記事ではそのノウハウについていくつかご紹介して参りました。けれど、キャンプの楽しみ方は、人それぞれであり、幾通りもの方法があるのも事実。自分のライフスタイルに合ったキャンプを楽しんでいくことこそ大切なポイントです。

キャンプの魅力は無限大です。さあ、これから野に山に海に、素晴らしいキャンピングライフを始めて下さい。

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